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Event/News

2018.10.7. 更新

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-EXHIBITIONS- JAPAN-WORKSHOPS- JAPAN



国内のイベント



 

「ドイツ生まれの箔押し機Prägnant(プレグナント)のワークショップ」のご案内

 

プレグナントというドイツ生まれの箔押し機を使ったワークショップです。
ドイツ生まれのプレグナントは、上から下に押す箔押し機械ではなく、ハンドルを使って、
手前から奥に押し付けるように使う箔押し機です。


ワークショップで用いるプレグナントは、講師が修業していたときの親方、ハンブルク製本工房のメッツ氏
(ハンブルグのオーバー・マイスター)とシュメート社が1988年に共同開発した機械で、
今日のヨーロッパでは、多くの製本工房、スイス・アスコナの製本学校やイギリスの製本学校でも
広く使われている箔押し機です。

 

最も小さいサイズのものであれば持ち運びも簡単で、キャリーケースで移動もできます。
プレグナントは、手で箔押しする感覚に限りなく近いかたちで、きれいに確実にタイトルなどを
押すことができます。

また様々な細かいアレンジや工夫ができるため、特に手製本をする方の表紙作りにおすすめです
是非、一度、感触を味わってみてください。
ワークショップでは、この箔押し機の基本的な使い方だけでなく、メタリックの箔、本金箔、色箔を
多様な素材に押してみたいと思っています。また活字や模様を使ったデザインの可能性も提示します。
プレグナントがあれば、これからの作品づくりに新たな可能性が広がります!
この度、日本で初めてのご紹介になりますので、ぜひご参加ください。


講師: 徳永直子 (午前の部)/ 太田泰友 (午後の部)

日時:10月20日(土) 午前のクラス 10:00 - 12:30

            午後のクラス  14:00 – 16:30

10月21日(日) 午前のクラス 10:00 - 12:30

            午後のクラス  14:00 – 16:30


*午前の部、午後の部と内容は変わりません。午前の部は太田、午後の部は徳永がアシスタントとして参加いたします。

会場: OTAブックアート 東京都品川区小山2-16-3(東急目黒線 武蔵小山駅から徒歩7分)
参加費:7500円(税込み) *材料費、お茶代込
定員:各5名  (機械は2人に1台です)

参加ご希望の方は【10月15日】までに naoko★zwillinge.jp (徳永)までお申し込みください。

(お手数ですが★を@に換えて入力してください )

 


 

 

天文学と印刷
新たな世界像を求めて


ニコラウス・コペルニクス、ティコ・ブラーエ、ヨハネス・ケプラー、
天文学の進展に大きな役割を果たした学者と印刷者の関係を紐解きます。
天動説から地動説(太陽中心説)への転換が起こるきっかけとなった『天球の回転について』。
著者であるコペルニクスの名は知られている一方、本書の印刷者を知る人は少ないのかもしれません。
15世紀のヨーロッパに登場した活版および図版印刷は、新たな世界像を再構築していく上で大きな役割を果たしました。
学者と印刷者は共同で出版を行うのみならず、学者の中には自ら印刷工房を主宰した人物も存在します。
本展では学問の発展に果たした印刷者の活躍を、天文学を中心に紹介します。

2018年10月20日(土)〜2019年1月20日(日)
毎週月曜日休館(ただし12月24日、1月14日は開館)、12月25日(火)、12月29日(土)〜1月3日(木)、1月15日(火)
10:00-18:00(入場は17:30まで)

印刷博物館
112-8531東京都文京区水道1丁目3番3号 トッパン小石川ビル
http://www.printing-museum.org/

 


 

 

特別展「寺山修司展 ひとりぼっちのあなたに」

2018929日(土)-1125日(日)

月曜休館日(108日は開館)

9:3017:00(入館は430分まで)

神奈川近代文学館 第23展示室

https://www.kanabun.or.jp

 


 

秋の図書館

15人の版画家による「版画」と「本」のコラボレーション

2018927-1028

940-1730 休館日 10/1,9,15,22

 

版画と本は歴史的に深い絆があります。

本は版画の揺り籠であり、版画は本をいろどる言葉でした。

《秋の図書館》は版画と、本と、言葉の親密さを呼び覚ますための、

個性を異にする版画家たちの展覧です。

柄澤齊

 

つのだたかし リュートコンサート

  106() 15:00-15:45(開場14:30)

山手ゲーテ座ホール(岩崎ミュージアム地階)

定員80名 全席自由 料金1,000円要予約

※コンサート終了後に展覧会をご覧いただけます。

 

製本ワークショップ「 フランス装のノートをつくる」

  藤井敬子

  1014() 13:00-16:00

  定員15/先着順要予約 参加費¥4,000(材料費込)

※ワークショップ参加の方は入館料不要

 

ギャラリートーク「 版画と本−読むことの相関について」

水沢勉 (神奈川県立近代美術館館長) / 司会 柄澤齊

  1021() 14:30-16:00

定員50/先着順 ※申し込み不要 料金:当日入館料のみ

 

岩崎ミュージアム・ギャラリー

231-0862 神奈川県横浜市中区山手町254(港の見える丘公演前)

tel:045-623-2111 mail:museum@iwasaki.ac.jp http://www.iwasaki.ac.jp/museum/

 


 

30回慶應義塾図書館貴重書展示会

「インキュナブラの時代

慶應義塾の西洋初期印刷本コレクションとその広がり」

 

会期:2018103()-109()

会場:丸善・丸の内本店4階ギャラリー 

90021:00  最終日16:00閉場   入場無料

主催:慶應義塾図書館  協賛:丸善雄松堂株式会社

 

活字による15世紀の西洋 初期印刷本をインキュナブラと呼びます。

様々な変化と 工夫を経て、現代の本のルーツ となりました。

なぜ「印刷革命」と 呼ばれ、今に至る影響力がある のでしょうか 。

当時の技術の粋 を尽くした活版印刷本の美と、

そこから広がる疑問と謎解きの 世界をお楽しみください。

 

http://www.mita.lib.keio.ac.jp/exhibition/annual_exhibition/index.html

 

 


 

特別展 江戸から東京へ 〜江戸城無血開城から東京の新たな幕開け〜

2018105()-2018122()

休館日 1015()1119() *一部、展示替えがあります。

観覧時間:平日 10:00-20:00、土曜日 10:00-19:00、日曜日・祝日 10:00-17:00(入室は閉室の30分前まで)

会場:千代田区立日比谷図書文化館 1階特別展示室

100-0012東京都千代田区日比谷公園1-4

https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/

 

 


 

美術への挑戦 1960's-80's:秘蔵されていたアート・ブック

20181117日(土)- 2019114日(月)

休館日:月曜日(1224日、114日は開館)、1225(火曜日)、年末年始(1227日〜14日)

1000-1700、土日のみ〜2000(入場は閉館30分前まで)

うらわ美術館では、「本をめぐるアート」というテーマのもと、個性的かつ国際的なコレクションを形成しており、
その中には国内のみならず国際的な評価を得ているアート・ブックが含まれています。
本展は初公開となる作品を中心に構成し、アート・ブックを理解するためのキーワードで追いながら、
1960
年代から80年代まで出版物に取り組んだアーティスト達の動きを紹介するものです。

うらわ美術館

330-0062 さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティー3

TEL048-827-3215 FAX048-834-4327

http://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/exhibition/upcoming/p061088.html

 

  



開館70周年記念展示「本の玉手箱―国立国会図書館70年の歴史と蔵書―」

国立国会図書館は、開館70周年を記念した展示会を開催します。

昭和231948)年の開館以降の当館の歩みと、約4,300万点に及ぶ蔵書の多様さを、美しい本、珍しい本、

どこかで見た本、世を映す本といった特色ある資料約180点(展示替え約70点を含む) の展示によりご紹介します。

 

東京本館:20181018日(木)〜1124日(土)

10:00-19:00 (土曜日は18:00まで)日曜、祝日、1121日(水・資料整理休館日)を除く。

国立国会図書館 東京本館 新館1階 展示室

千代田区永田町1-10-1

 

関西館:20181130日(金)〜1222日(土)

10:00-18:00 日曜、1219日(水・資料整理休館日)を除く。

国立国会図書館 関西館 地下1階 大会議室

京都府相楽郡精華町精華台8-1-3

 

http://www.ndl.go.jp/exhibit70/

 




池袋コミュニティ・カレッジ ルリユール工房 公開講座

ドリュール 金箔装飾講座

ドリュールとは、金箔を使ってルリユールのタイトルや装飾をつける作業です。
基本的な歴史的背景と技法を解説・実演します。
同じく金箔を使用する天金の工程についても説明します。(受講生の実習はありません)

12月16日(日) 10:30〜12:30
定員: 30名

講師: 中村美奈子 ドラー(箔押職人)
場所: 池袋コミュニティ・カレッジ 8F 4番教室
持ち物: 筆記用具

受講料等 (税込)

会員
受講料: 3,780円 教材費: 300円 その他:− 維持管理費: 108円
 総額: 4,188円

一般
 受講料: 3,780円 教材費: 300円 その他: 540円 維持管理費 :108円
総額:4,728円
 

中村美奈子:
パリ工芸美術製本専門学校(UCAD)、ヴェジネ市立製本学校にて、
ルリユール・ドリュールを学ぶ。
CAP取得。現在、天金とドリュールを受注製作している。

■お申込み・お問い合わせ 
受付け中です https://www.7cn.co.jp

池袋コミュニティ・カレッジ
03(5949)5494(芸術係)
8階総合受付 10:00-19:00(日曜ー17:00)

■所在地 池袋コミュニティ・カレッジ
171-8569 東京都豊島区南池袋1-28-1
西武池袋本店別館(旧イルムス館)8・9階 (受付は8階です)
 





手づくり製本講座 /大人の美術学校
講師:近藤 理恵

フランスの製本技術ルリュールを基本として、
さまざまな製本を基 礎から学びます。
各自のレベルと意向に沿った制作を実践しています。

第2、4水曜日 10:00〜12:30
 /3ヶ月(6回)単位
次回は7月25日開講

問合せ先:渋谷ファッション&アート専門学校/大人の美術学校
150-0002 東京都渋谷区渋谷1-21-7
Eメール: art@shibuya-and.tokyo
Tel: 03-3409-2661
Fax: 03-3409-4811
https://www.shibuya-and.tokyo



特別研究室企画展示
100年後も手に取れる本に 〜内田嘉吉文庫修復報告 2018〜

2018年7月17日(火)-9月30日(日)
2017年度、日比谷図書文化館特別研究室では内田嘉吉文庫所蔵資料計10点の修復を行いました。
そこで、修復報告の一環として、修復を終えた資料とその作業記録を公開します。
前回の2014年度同様、製本家による創意工夫が凝らされた修復本のほか、今回は江戸指物師によって修復された
蔵書の外箱も展示します。

開室時間:平日 午前10時〜午後8時 / 土曜日 午前10時〜午後6時 / 日曜日・祝日 午前10時〜午後4時

会場:日比谷図書文化館 4階 特別研究室



古書で紐解く近現代史セミナー第31回
製本と修復 ー「ルリユール」で広がる書物の世界ー

2018年9月20日(木)


日比谷図書文化館
100-0012東京都千代田区日比谷公園1-4
TEL 03-3502-3340(代表)
https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/hibiya/


大人のための活版ワークショップ2018

きらめく箔押しノートブック

土曜コース 7月7日(土)13:00-17:00
日曜コース 7月8日(日)13:00-17:00
応募期間:6月19日(火)-24日(日)
なつやすみ活版歴史教室

8月25日(土)16:00-17:30
応募期間:8月7日(火)-12日(日)
イタリック体活字の世界

土曜コース 10月27日(土)13:00-15:00
 日曜コース 10月28日(日)13:00-15:00
 応募期間:10月10日(水)-16日(火)
和文活字で年賀状

土曜コース 12月8日(土)10:00-17:00
日曜コース 12月9日(日)10:00-17:00
応募期間:11月6日(火)-11日(日)
版画と言葉の小作品

土曜コース 2019年2月2日(土)10:00-17:00
日曜コース 2019年2月3日(日)10:00-17:00
 応募期間:2019年1月16日(水)-22日(火)
 

くむ・する 名刺

第1回・第2回

第1回 2019年3月2日(土)13:00-17:00
第2回 2019年3月3日(日)13:00-17:00
応募期間:
第1回・第2回 2019年2月13日(水)-19日(火)

くむ・する 名刺

第3回・第4回


第3回 2019年3月9日(土)13:00-17:00
第4回 2019年3月10日(日)13:00-17:00
 応募期間:
第3回・第4回 2019年2月20日(水)-26日(火)
 


 
 印刷博物館 印刷の家 112-8531東京都文京区水道1丁目3番3号 トッパン小石川ビル
 http://www.printing-museum.org/bottega/index.html#workshop
 


workshop


ルリユールの時間  「和と洋の本」

2018年10月27日-2019年3月23日 (第4土曜日17:00-19:30)

講師:藤井敬子

手製本の基本を学び、活かしてお気に入りの本や素材を
新たなかたちに生まれ変わらせます。

本とともにある豊かな生活文化を一緒に学んでいきましょう。
今期は和綴じと西洋の綴じ方の違いを体験します。
白い紙やお気に入りの本を素材として西洋の綴じでクロス装の本を作ります。

お問い合わせ先
NHK文化センター京都教室
京都市下京区四条通柳馬場西入立売中之町99 四条SETビル3F

http://www.nhk-cul.co.jp/school/kyoto/



workshop

池袋コミュニティ・カレッジ ルリユール工房
講座増設のお知らせ

「製本・マイ・プログラム」

 隔週の製本講座が、ご好評により土曜日午前にも 開設されることになりました。
 ゆっくりと製本を学んでいきたい方、遠方にお住まいの方にお薦めの講座です。

 
   
「くるみ製本」技法の範囲で、簡単に仕上がる構造の本から、
じっくり制作する革装丸背の製本まで、
各受講生の希望に応じてプログラムを組みます。

 初心者の方も大歓迎!基礎から丁寧に指導いたします。

(進行の都合上「ルリユール入門」と同じカリキュラムは履修できません。)
(製本スタイルによっては継続受講が必要です。)

■曜日(隔週)・時間帯: 
木曜クラス18:30〜20:30 10月期開催日:10/4、18、11/1、15、12/6 
土曜クラス10:30〜12:30 10月期開催日:10/6、20、11/10、24、12/8

■講師 坂井えり(木) 門川智子(土)
 
■受講料 各3ヵ月5回 25,380円  教材費1,620円 諸雑費1,620円 
(初めての方はコミュニティ・カレッジ入会手続きが必要です。:入会金 税込み6,480円、3年間有効)

■お申込み・お問い合わせ 10月期受付けは8月25日開始です
   詳しくはこちらをご覧ください https://www.7cn.co.jp

池袋コミュニティ・カレッジ
03(5949)5494(芸術係)
8階総合受付 10:00-19:00(日曜ー17:00)

■所在地 池袋コミュニティ・カレッジ
171-8569 東京都豊島区南池袋1-28-1
西武池袋本店別館(旧イルムス館)8・9階 (受付は8階です)
 



展覧会

図録のお知らせ

MUSUBU 本とアート:東京-カリフォルニア-うらわ


2017年9月12日(火)-9月24日(日)

 

MUSUBU本とアート:東京-カリフォルニア-うらわ 図録
A4
24ページフルカラー 300部限定 東京製本倶楽部発行
1000
円+送料(振込手数料はご負担ください)

図録をご希望の方は希望部数、お名前、お送り先等を明記の上
info @ bookbinding.jp
 までメールでお申し込みください。
(お手数ですが、アドレスは @ を小文字に変えて手入力お願いします)

 



WEB SITE

オールレヴューズ

鹿島茂氏が主宰する明治以来、活字メディアに発表されたすべての書評の収録を目指す「書評アーカイヴ」WEBサイトhttps://allreviews.jp/



American Bookbinders Museum San Francisco



hpps://bookbindersmuseum.org/




Books

 

『皮革用語辞典』が発行されました。

先日開催された第96回東京レザーフェアー(2017年5/25、5/26日)で、たまたま「日本皮革研究所(JILR)のブースに立ち寄ったところ、日本皮革技術協会編『皮革用語辞典』(以後『辞典』と表記)のチラシを配られた。皮革の研究者・専門家の執筆による最新の「用語辞典」である。私はいままで日本皮革技術協会編『革および革製品用語辞典』(1987年、光生館)を愛用してきたが、長いこと絶版になっていた。チラシによれば1987年の辞典を基にウエブ版『皮革用語辞典』http://dictionary.jlia.or.jp/index.php を公開し、それらの用語の見直しと修正を行ったのが今回の『辞典』のようである。
私がうかつだったと思うのは『辞典』の発行が2016年6月30日だったことで、昨年の出版物ではありませんか。発行後の1年間、知ることも教えられることも無かったのはとても残念なことと思う。


『皮革用語辞典』
特定非営利法人 日本皮革技術協会編
A5版・本文340ページ(横組み)、欧文索引付き・函入り


収録/用語2000、写真・イラスト・図表300点
本体価格(税別)/普及版【ビニール表紙】1万円
         特装版【革表紙】1万3000円
申し込み先:樹芸書房
      〒186-0015 東京都国立市矢川3-3-12
      Tel/Fax042-577-2738

      E-mail:jugei@dream.ocn.ne.jp

辞典の特装版(革装)というとあまり良い思い出がなく、むしろ普及版よりも早く劣化するような印象を持っている。革をきわめて薄く漉いたものを使っているために劣化が始まるとすぐに物理的力が無くなって傷むのが速いのである。ところが『辞典』特装版は少し違っていて、銀付きの一枚革が使われている。厚さを測ると1.5ミリくらいある。革の端を薄くして折り返すのではなく断ち切りにしてある。
チラシによれば使われている革は「日本エコレザー」である。『辞典』によれば、天然皮革であること、環境基準に適合した工場で製造され、有害な化学物質を使っていない、などの条件をクリアした革である。『辞典』特装版を手に持つと手触りが良くてとても気持ちがいい。これなら保存性にも期待が持てそうである。
1987年の辞典と比較すると、文字が大きくなって読みやすい。イラストも見やすくなり、写真がカラー化されたのがとても良い。英文索引が別冊になって利用しやすくなったが、日本語索引が割愛されてしまったのが残念である。また国内・海外における「皮革関連機関一覧表」も割愛されてしまった。関心のある方々は、日本皮革技術協会のサイトを利用してアクセスする必要がある。
製本家にとっては使用する革の性質をきちんと把握することはとても大切なことである。経験的に覚えたことに専門的な知見の裏付けが加われば自信を持てるし、他人に説明しやすくもなる。誤解を避けるためには、きちんとした用語でコミュニケーションすることが大切である。『皮革用語辞典』はとても有効な道具になるであろう。ちなみに送料は無料とのことである。発行部数は1,000部と聞いた。
製本家にとって革の劣化にどう対処すればよいのかも悩みの種であるが、日本の専門家・研究者は製本に使われた革の劣化そのものを知らない人が多い。そのことを話して問題の深刻さに耳を傾けてくれる人がいても、研究課題とするには困難なことが多いようである。製本家は皮革の研究者・専門家と今後も継続的にコンタクトをとりながら、問題の深刻さと重要性を訴えていく必要を感じる。

(岡本幸治)

 


 

図書の修理とらの巻』 出版ご案内
図書館や本に携わる方のための、図書修理技法の手引書
図解を多用して、手作業をわかりやすく解説しています。

出版仕様
A5判 並製本 150ページ程度(16ページフルカラー、残りモノクロ)
2000部(内未綴じ本300部)
予価 1300円(税抜) ★ 未綴じ本価格 定価プラス100円プラス送料
刊行予定日 2017年8月16日
各書店 アマゾンにて販売
★ 未綴じ本は数量限定販売:お申込みはNPO法人書物研究会へ直接お申し込みください。

0742-35-3471 npo@npobook.join-us.jp
(板倉)




「書物と製本術 ルリユール/綴じの文化史」
野村悠里著 みすず書房 2017年2月刊

 現代の日本で(なくても)フランス流の本格的製本を学ぼうとすると、かなりの設備 を持った教室や個人のアトリエに行く事になる。
 そして、当然のように折丁をのこぎりで目引きするだろう。背綴じ紐はその目引きでできた穴に埋め込まれて、ほぼ背は平になるだろう。
 しかし、それはア・ラ・グレック(ギリシャ風)であり、この場合のギリシャとは東ロー マ帝国(ビザンチン)の事である。実際のビザンチンでは、背綴じ紐は使われず、 コプト綴じ=リンクステッチを洗練し大がかりにした製本方法が、東ローマ帝国滅亡まで行われていた。その外観だけが海を渡って、ヴェネツイアに伝わり、さらにフランスに伝わった。


 また、製本を学ぶ人は、練習として「背バンド製本」も作るかも知れない。
その場合も構造はア・ラ・グレックであって、背バンドは後から付けた偽のバンドである。 本書に言うフォー・ネールである。

  それ以前の製本は、特に中世製本の修理修復を学ぶ人や、私のように歴史的製本に興味を持つ者しか、実際にやることはないだろう。本書に言うヴレ・ネールであって、折丁はのこぎりでは目引きせず、ナイフなどで切れ目を入れて、背綴じ紐などは背に盛り上がっていた構造だった。


 さて、本書は、実際にルリユールを手掛けた日本人が書いた製本の歴史としては、貴田庄著「西洋の書物工房」に続く貴重な書物である。「西洋の書物工房」はより歴史を広く扱っているが、本書はヴレ・ネールからフォー・ネールへ転換した17,18 世紀のフランスでの製本について詳しく述べている。
 また組合間の力関係や、ルイ16世の王令による製本の様相にも詳しい。
 もちろん表紙の装丁の様式の変遷もカラー頁の紹介だけにとどまらず触れているわけだが、「綴じの文化史」というだけあって、綴じの進化と普及に伴う簡易化を詳しく述べる。19 〜 20世紀のアールデコ、アール
ヌーボー時代の華やかな製本家の時代というのは、綴じの構造として既に成立していたものを用いただけと言える。

 本書は、栃折久美子氏と製本工芸家、そして製本を支える革漉き職人に捧げられている。本書の製本はもはや少数派の糸綴じの本である、またカバーは青本を模していて、シンプルだが、カバーを外すと表紙本体は、ダンテル様式の再現となっている。フランス流の製本を学ぶ人、製本・書物の歴 史を学ぶ人には欠かせない書物となった。


(河本洋一)


 



 Books

『吾輩は猫である』英語版について
九ポ堂の翻刻英語版『I AM A CAT』


I AM a Cat
Kinnosuke Natsume
Tranlated by Kanichi Ando / Revised by K.Natsume / 1906

原作者:夏目金之助 英訳者:安藤貫一 口絵:橋口五葉

■販売価格 ¥2,700(税込)※送料は別途かかります。
■四六判(アンカット) 168ページ 本文:オフセット印刷 表紙:凸版印刷
■二章までの収録となっております。
問合せ先:九ポ堂

http://www.kyupodo.com/neko/




仮綴本 夏目漱石『吾輩は猫である』九ポ堂版

■本書は仮綴本ですので、ルリユールの素材としてお使いいただけます。
・糸かがりは二個所留めですが、昔の糸より強度があるので、このままでも繰り返し繙読に耐えるはずです。
・前後に見返しを添えて寒冷紗で背固めし、強度を増しました。
・表紙は九ポ堂デザインおよび印刷のソフトカバーです。本文と表紙の接着部分を表見返しの一個所だけとしました。
後見返しにノリ付けしていないので、繙読時に背表紙が傷むのを幾らか防ぎます。
気になる方は普通のノリで背固めしていただきますと、並製本に近い状態になります。

■今回の『吾輩は猫である』は「寸珍版」を底本としています。
気っ風の良い江戸弁によるルビをご堪能下さい。
このテキストでしか味わえない醍醐味を提供するものです。
編者は、これが生前の漱石による唯一の「著者認定本」であると考えています。

■販売価格 \5,400(税込)※送料は別途かかります。

■四六判 596ページ 本文:オフセット印刷 別刷カラー図版(浅井忠、中村不折)
表紙:凸版印刷(2色+空押し)

詳細および申し込みは九歩堂HPをご覧下さい。

http://www.kyupodo.com/neko/

製本してみて
とじつけ製本を制作しました。39折と多いので、解体と綴じは多少手間がかかります。

慎重に解体すれば、補修の必要はありません。
図版は結構しっかりと貼ってあります。60番の麻糸で綴じ、普通に丸背ができました。

(近藤理恵)




海外のイベント

ヨ−ロッパ



Designer Bookbinders 3rd International Bookbinding Competition 2017

第3回 デザイナー・ブックバインダーズ国際製本コンペティション 

 

英国のデザイナー・ブックバインダーズとオックスフォードのボドリアン図書館主催の
第3回 国際製本コンペティションがマーク・ゲッティ氏の協力のもと開催されます。

 

今回のテーマは " Myths, Heroes & Legends" 「神話、英雄、伝説」で、このための規定本はありません。
世界中の製本家にひらかれたコンペティションで、このテーマのもと興味深く良質な本の選択がされること、
様々な構造、素材、デザインを駆使した作品の応募があることを期待しております。

 

前回と同様に、製本芸術に造詣が深く偉大な愛書家、奨励者であったポール・ゲッティ卿 (2003年に他界)により
2つの大賞が用意されているほか、25の優秀作品制作者に銀の賞が、オックスフォード大学の学生の投票による特別賞が
1名に授与されます。

 

コンペティションのサイト

http://www.designerbookbinders.org.uk/competitions/dbibc/2017/international_competition.html

 

(Midori Kunikata-Cockram)



Bibliotheca Wittockiana
年間プログラム

Bibliotheca Wittockiana
Rue Bemel 23 1150 Bruxelles (Woluwe-St-Pierre)
Telephone : 02 770 53 33

http://wittockiana.org/
info@wittockiana.org


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アメリカ・カナダ

 

 

MUSUBU: Book Art Tokyo-California
2018年4月7日–5月19日
Presented by
American Bookbinders Museum
355 Clementina Street
San Francisco, CA 94103

Musubu is a Japanese word that means: to tie, to connect, or to be bound by friendship. The exhibit intends to create binding ties between San Francisco Bay Area book artists and members of the Tokyo Bookbinding Club.

https://bookbindersmuseum.org/exhibitions/


コンファレンス、ワークショップ

911記念館

21世紀の始まりと同時に仕掛けられたあのニューヨーク大惨事、世界中が喪に服しました。
あの跡地にモニュメントが出来、記念館が最近オープンしました。 
記念館の様子と、Maria Pisanoの「Hecatombe-911」作品が館に展示されているそうです


https://www.911memorial.org/visit-911-memorial-museum-0
http://mariagpisano.com/?page_id=105

(中沢尚子)



オーストラリア
Double Bush Binding
http://www.imazine.com.au/bea/files/bea_exhibitions.htm



本紹介



17世紀オランダで書かれた「製本作業ノート」の未綴じ本

 
東京製本倶楽部HP宛てにDirck de Bray “A SHORT INSTRUCTION IN THE BINDING OF BOOKS”、1658年にオランダで書かれた「製本作業ノート」未綴じ本出版の情報提供があった。オランダの製本職人Brayが書き残したイラスト入りの製本作業ノートである。当時の製本作業や使われた道具について細やかに書かれた手書きのノートで、特に15葉のカラーイラストが貴重である。1977年にこの本のオランダ語/英語の二か国語翻刻版が出版されており、ノートは約9cm×8cmのオリジナルのサイズのファクシミリ版で、翻刻版は16,5cm×10,5cm縦長の大きさの良質の紙で出版された。

今回紹介するのは2012年に出版された新版である。やはりオランダ語/英語の二か国語翻刻版だが16,5cm×23,5cmの横長判型である。見開き左側に翻刻テキストが、右側にノートとイラストの印影が印刷されている。1977年版の編者とも協議して、訳の改良を加えたと言う。500部限定で出版されたが、現在は未綴じ本のみが入手可能である。1冊39ユーロ。支払いは銀行振り込みまたはPaypalを利用できる。
以下のサイトで本の中身を確認することができる。

http://www.ganzenweide.nl/Home/De_Bray_in_English_files/De%20Bray%20LowRes.pdf

出版の詳細や注文・購入については以下のサイトを参照して欲しい。

http://www.ganzenweide.nl/Home/De_Bray_in_English.html 



フランスから新たな現代ルリユール作品集刊行
 フランスのEdition FatonsからYves Peyré “ Histoire de la reliure de création”が出版された。「創造的ルリユールの歴史」というタイトルの本書は、パリのサント・ジュヌヴィエヴ図書館がこれまでに収集した19世紀以降の代表的なルリユール作品450点以上がカラー印刷で収録されている。ほとんどの作品がこれまでのカタログや出版物に掲載されておらず、表紙だけではなく見返しを撮影した写真が多いのが特徴である。フランスに限らず諸外国の製本家の作品が紹介されており、東京製本倶楽部代表・藤井敬子さんの作品も掲載されている。

 「19世紀から20世紀への転換点で新たな工芸:創造的ルリユールまたは製本工芸が生まれた。ルリユールは単なる職人仕事ではなく、前衛的リズムでの旺盛な想像力の場となってアート・シーンへ足跡を残した。ジャポニスムからアール・ヌーボー、アール・デコから機能主義、シュルレアリスムから構成主義、1980年代のミニマリズムやバロック的傾向などあらゆる実験に適応し、時には建築との驚くべき平行性を織りなしている。」(出版社パンフレットから)
 360ページ。30cm×23cm。上製本。布装、ジャケット。49ユーロ。詳細および購入は以下のサイトから出来る。

http://www.faton-beaux-livres.com/livre/histoire-reliure-creation-collection-b-s-g.4198.php

(以上2点、岡本



内田嘉吉文庫修復に関する展示パンフレット

千代田Web図書館の「コレクション」に『内田嘉吉文庫の修復報告』が収録されました。
修復後の本も特別研究室でご覧いただけます。

「100年後も手に取れる本に 〜内田嘉吉文庫修復報告〜」展示解説パンフレット
著者 日比谷図書文化館特別研究室
出版社 日比谷図書文化館
発行日 2015.06  図書タイプ PDF
https://weblibrary-chiyoda.com/

内田嘉吉文庫をはじめ、旧一橋図書館本、明治期以前の和本など約20000冊の図書を活用した、
展示やセミナーなどの活動がまとめられた特別研究室サイトページからもダウンロードできます。

http://hibiyal.jp/hibiya/labo/tokubetukenkyusitsu-main.html

(藤井)

Più da vicino  /  Luigi Castiglioni

 

タリア、リミニに工房を持ち活躍しているルイジ カスティリオー二氏の作品細部の写真を集めた作品集が出版されました。

『Più da vicino  / Luigi Castiglioni』180部とH.C.30部の限定版。いただいたメッセージより引用します。

 

『製本家、箔押し師として、私は10年以上に渡り高いレベルでのプロの技術を磨いてきました。
そして、世界中のお客様や書籍商のために作品を作り続けてきました。
その中で、洗練された仕上がりと本に対する敬意、注文主への配慮、伝統との対話、技術革新、それらすべての融合を目指すという美学を貫いてきました。

 
この作品集を上梓することにより、私の製本家としての歴史の一部を皆さんと分かち合いたいと思います。
お楽しみいただければ幸甚です。より詳細な情報をご希望の場合はご用命下さい。』

ウェブサイトにも本に収められた作品の制作工程などが掲載されています。
あわせてどうぞご覧ください。

http://www.luigicastiglioni.it

(藤井)


 

印刷の美、ALBERTO TALLONE EDITORE
A small publisher of beautiful books

ALBERTO TALLONE EDITORE(アルベルト タローネ エディトーレ)は北イタリア、トリノに
ある家族でやっている小さな出版社で印刷(TYPOGRAPHER)、製本
工房です。

全て17世紀から続いている伝統的な工法により手作りで本を作っています。
1939年にAlberto Tallone氏がパリでの印刷の修業を終えてトリノで始めました。
現在はAlberto Tallone氏の息子Enrico Tallone氏と孫の御嬢さん二人ElisaさんとEleonoraさんが工房を引き継いでいます。


Tallone工房は昔からの伝統的な手法で、昔から引き継いでいる活字を使い完全な手作りで製本まで行い、美しい本を作ると言う事だけに専念しています。
Tallone工房で作られる本は出版部数が限られており一冊一冊に番号がふられています。
印刷する紙も上質のコットンペーパーを使用しヨーロッパのみならず中国、日本の手作り紙を使用することもあります。


Tallone工房の本を紹介した英文がありますので紹介させて頂きます。


  
The design of Tallone’s editions, each sporting an original typographical architecture,
become famous for the quality of its print, the relevant of the published works, the
elegant layouts, the slender formats, the exclusive characters from hand- crafted
stamps, the valuable and exotic paper sheets, in pure cotton that last through the centuries.
(”Italy 24" A small publisher of beautiful books is the talk of the town among New York bibliophiles by Stefano Salisより)
http://www.italy24.ilsole24ore.com/art/arts-and-leisure/2014-11-24/a-small-publisher-of-beautiful-books-is-the-talk-of-the-town-among-new-york-bibiophiles-133517.php?uuid=ABgrHSHC

その他の特徴としましては17世紀の芸術家が作った文字の刻印も所持しており、印刷文字、紙、透かし模様(15世紀の透かし模様も再現)、インクに至るまでTallone工房の美的見地より美をとことん追求した本が制作されています。

ご興味のある方は、Tallone Editoreのホームページhttp://www.talloneeditore.com をご覧いただき、
またもう少し詳しい本の情報が必要な方はメールで連絡をお願いいたします。
サンプルの本をご覧になりたい方もご一報ください。

                           Tallone Editore 日本窓口 
CLN日本代表 沼田 滋

                           s.numata@it.cln.gruppocln.com

 

(沼田)



東京製本倶楽部ブログ

ブログを利用したイベント、活動記録のページができました。 本に関するイベント情報、ご意見などどうぞお寄せください。

製本ブログ


東京製本倶楽部会員専用サイト

会員配布印刷物(2010年8月14日付)でお知らせしましたIDとパスワードを使ってログインしてください。

東京製本倶楽部会員専用サイト

(編集室)

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イベント報告


会員赤井都さんが、Miniature Book Competition 2016で、優秀賞を受賞されました。



「Miniature Book Competition 2016で『月夜のまひる』が受賞しました。
赤井都は、2006、2007年に続く9年ぶり3度目の受賞となります。

ミニチュアブックソサエティ(本拠地アメリカ)は
豆本の面白さを追及し情報交換するため1983年に設立されたNPOで
会員はアメリカ、カナダ、スペイン、フランス、オランダ、日本などにいます。
毎年、国際的な豆本コンペティションを開催しています。」
http://www.mbs.org/ 

(赤井都)


5回エストニア国際製本コンクールで受賞

中尾エイコ作品

Scripta manent V "Young Estonian Poetry"

ストニアの若き詩人の作品をテキストにした製本コンクール

展示期間  2015212日〜513

会場 The Estonian Museum of Applied Art and Design in Tallinn

http://www.scriptamanent.ee/

 

●Golden Book Award 中尾エイコ 他2

●Premium 藤井敬子 中野ひろこ 他15





講演会
「デザイナー・ブックバインダーズ 1952ー2014年」

2014年9月25日(木)

盛会のうちに終了しました


皮革講演会
2014年9月4日

演題:「革の出来るまでと各種革の特性」
講師:宝山大喜氏(元東京都皮革技術センター所長)

盛会のうちに終了しました

 

 


フランスの製本コンクールで受賞

第12回国際芸術製本ビエンナーレ展2013年9月25日-29日まで、
フランス St Remy-les-Chevreuse(サンレミレシュヴルーズ)で開催

東京製本倶楽部会員の中尾エイコ・中尾あむ・柴田有子を含む5名の作品で
「本のアトリエ・EIKO」が「製本学校部門賞第1位」を受賞しました

中尾エイコ
柴田有子
中尾あむ
詳しくは  http://www.biennales-reliure.org
(中尾)


第2回 デザイナー・ブックバインダーズ国際製本コンクール受賞者発表
(2013)6月10日(月)にオックスフォード、ボドリアン図書館の
シェルドニアン講堂(The Sheldonian Theatre)において、
第2回デザイナー・ブックバインダーズ国際製本コンクールの受賞者の発表が行われました。

1位 Dominic Riley (英国)   “Pyramus and Thisbe” (Chris Nurse木版画)にて受賞。
賞金£1000が授与され、本はボドリアン図書館の所蔵作品となります。
2位 Eduardo Gim nez (スペイン)  “This Solid Glove” Jane Lydbury著にて受賞。
賞金£6000が授与され、本はゲッティ・コレクションの所蔵作品となります。

25名の秀逸作品受賞者にはシェークスピアの肖像が描かれたペン先型の銀置物が授与されました。
国別に、英国(11名)、ドイツ(3名)、スペイン(3名)、アルゼンチン(2名)、アメリカ(2名)、
カナダ、チェコ、スイス、日本から各1名。
日本の受賞者は、東京製本倶楽部の藤井敬子さんです。

また、オックスフォードの大学生の投票で選ばれた特別賞は、日本から出品された野村悠里さんです。
日本人で入選された方は、原田薫さん(日本)、樋口久瑛さん(日本)、牧香織さん(英国)、
東京製本倶楽部会員の入選者は、Mark Cockram(英国)、Midori Kunikata-Cockram(英国)です。
詳しくは下記のウェブをご覧ください。
http://www.designerbookbinders.org.uk/competitions/dbibc/2013/international_competition2.html

ボドリアン図書館にての展示は、2013年6月11日〜8月10日まで。 開館時間:月〜金曜日は午前9時〜午後5時。
土曜日は午前9時〜午後4時半。 日曜日は午前11時〜午後5時。入場無料。
この後、この展示はヨーロッパ各都市で巡回展覧会が行われ、2014年には日本で巡回展覧会展が行われます。
展覧会場と期間の詳細も上記ウェブにてご覧いただけます。

写真は中央が1位の作品です

(Midori Kunikata-Cockram)


イベント報告
「活版エキスポゼロ」

東京では3年前位からブームになっている活版印刷ですが
大阪でも11月13日、14日の2日間にわたり「活版エキスポゼロ」
というイベントが開催されました。

立ち上げたのは活版印刷機を持っている二代目さんらの
グループです。 2日目の方を見学してきましたので、ご報告します。

内容は難しい説明会ではなく、実際に活版印刷機を動かして
印刷するところを見たり 「テキン」といわれる手動の機械でハガキに
印刷する体験が
できるなどわかりやすいものでした。 (以下写真の説明)


写真1 古い2階建ての1階が上田印刷所で2台の活版印刷機が
あります。 2Fがデザイナーの事務所兼サロンになっています。

写真2 30年以上動いている活版印刷機、この道40年の上田さんの
アナログな調整で、快調に印刷ができあがります。壊れたらもう修理も
できないので大切に使っているそうです。

写真3 「テキン」と呼ばれる手動の活版印刷機です。ハガキに花の
デザインを印刷する体験ができますが、なんと印刷する為には
大人2人の体重が必要です。

写真4 2Fは活版倶楽部のメンバーの一人のデザイナーさんの
事務所兼サロン 定期的にいろんな催しが企画されています。

今回の見学会で感じた事は本を手づくりしている私達こそが、
この温かみのある印刷機を利用しなくてはいけないのではないか
ということでした。

この件に関してのお問い合わせは
関西活版倶楽部事務局 06-6451-4438
http://kappan.iinaa.net/

以上  中尾エイコ

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イベント報告

カリフォルニア通信

「2009年[ギルド オブ ブックワーカース]会議に参加してみて」

GBW(guild of Bookworkers)、28回目の会議が10月29日、30日、31日の3日間
サンフランシスコで行われました。(参加者153名、会場はJapan街のホテル『カブキ」)
29日は[American Bookbinders Museum],[University of San Francisco,Gleeson
Library]の見学ツアーなど、その夜はサンフランシスコ公立 図書館、「GBW巡回
製本展」会場でのレセプションに集いたいへん賑わいました。
30日、31日は4講師によるセッションが行われました。とくに、イギリスから招かれた
講師,Mr.Dominic Riley「ビクトリア朝、布製本」の修復デモンストレーションは、
私も含めて 図書の修復に携わる者にとっては学ぶことがたくさんありました。
  Mr.Riley は巧みな話術と手際のよいデモンストレションで多くの人を魅了しました。
30日夜 にはMr. George Hecksher の私邸に招待され、膨大なコレクションを拝見
しました。
その他、会期中は米国だけでなく、イギリス、カナダの業者が出店して、皮革、道具、
洋紙、和紙などを並べ賑やかでした。 製本,修復,コンサベーター、プリンターなど、
意見の交換ができる機会に恵まれて楽しみました。
                                       (中沢尚子)

 

出展の一部
GBW巡回製本展示作品と会場の様子
出展された道具や革
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海外のイベント


オーストラリア
Double Bush Binding
http://www.imazine.com.au/bea/files/bea_exhibitions.htm

ヨ−ロッパ


 
THE SOCIETY OF BOOKBINDERS INTERNATIONAL BOOKBINDING COMPETITION 2015
ファインバインディングや修復など5つのカテゴリーでの作品募集


2015年5月29日、6月26日作品締め切り
2015年8月20日-23日 キール大学Keele University でのSCB大会で作品が展示されます。



申込方法など詳しい情報は下記ウェブサイトよりご覧ください。
http://www.societyofbookbinders.com/events/competition/2015/2015.html

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Rue Bemel 23 1150 Bruxelles (Woluwe-St-Pierre)
Telephone : 02 770 53 33
http://wittockiana.org/
info@wittockiana.org


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コンファレンス、ワークショップ

911記念館

21世紀の始まりと同時に仕掛けられたあのニューヨーク大惨事、世界中が喪に服しました。
あの跡地にモニュメントが出来、記念館が最近オープンしました。 
記念館の様子と、Maria Pisanoの「Hecatombe-911」作品が館に展示されているそうです

https://www.911memorial.org/visit-911-memorial-museum-0
http://mariagpisano.com/?page_id=105

(中沢尚子)


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(C) 東京製本倶楽部
WATANABE KAZUO

CERTIFICATE OF TRADEMARK REGISTRATION:No. 5270202