会報100号
会報100号を発行いたしました。
コンテンツ
・ツヴィリンゲのドイツ研修旅行/森住香
・第12回東京製本倶楽部国際製本展「ルリユール、美術」報告/淡田明美
・第1回オンライン読書会レポート/中川京子
・日比谷でルリユール「製本スタイル」展報告/藤井敬子
『ヘディ・カイルの紙折り製本』 糸綴じなしでつくれるかわいい本とオブジェ
ヘディ・カイル、ウラ・ワーコール:著 相沢美和子(MIW@):監修 井原恵子:訳
糸を使わずに1枚の紙を折ることで、星、風車、王冠、魚の骨、蜘蛛の形のようにも見える、美しい造形の本ができあがる。製本と紙を折ることを極めた著者が、究極の紙折り技法を詰め込んだ伝説の一冊がついに日本版として登場。
グラフィック社/2025年11月刊行
A4変形 並製 総192頁 定価:3520円(税込) ISBN:978-4-7661-4100-9

書物学 第31巻 100年後も手に取れる本に!
書物学 第31巻 100年後も手に取れる本に!
日比谷図書文化館「内田嘉吉文庫」の保存・修復・活用
明治・大正期に逓信省で日本の海事行政に関する法律の整備などに尽力し、また台湾総督として植民地行政にも携った内田嘉吉(1866~1933)。彼の約16,000冊の蔵書を収める内田嘉吉文庫は、日比谷図書文化館に保管され、現在も和漢洋の古書・貴重書が一般に公開されている。
内田はどのような書籍を遺したのか。
文庫に保存されている書籍は、どのような造本・装幀をされているのか。
これらの書籍を広く活用するために、どのように保存・修復がされてきたのか。
内田嘉吉文庫の膨大な書物から、書物を愛した官僚・ 内田嘉吉の営為、またその資料の価値や魅力を探る。
勉誠社 11月刊 B5判・並製 128 頁 定価:2,200円 ISBN:978-4-585-30731-0

(以上2点、各HPより抜粋)
