本の講座と修復展示など

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100年後も手に取れる本に ~内田嘉吉文庫修復報告2024~

特別研究室企画展示
100年後も手に取れる本に ~内田嘉吉文庫修復報告2024~
2024年7月16日(火)-9月30日(月)
平日 10:00−20:00/土曜 10:00−18:00/日曜・祝日 10:00−16:00

資料を「活用しながら保存する」が特徴である特別研究室では、2023年度、内田嘉吉文庫をはじめとする所蔵資料7点の修復を行いました。破れた折りたたみ地図の補修など一般的な修復の他、透明フィルムが剝がれかけた洋書の表紙の改装や合冊された明治期の雑誌の分冊化など書籍修復家による創意工夫を凝らした修復過程の記録を公開します。書籍修復家・近藤理恵氏が講師を務める東洋美術学校保存修復科の学生による修復本もあわせて展示します。

4階 特別研究室
日比谷図書文化館
東京都千代田区日比谷公園1-4
https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/hibiya/

 

内田嘉吉文庫の一冊 第2回 海を渡った江戸紫のブックデザイン

内田嘉吉文庫の一冊 第2回「海を渡った江戸紫のブックデザイン」
2024年9月28日(土)
14:00−15:30
講師:野村悠里 東京大学大学院 人文社会系研究科文化資源学研究専攻准教授
会場:4階 スタジオプラス(小ホール

日比谷図書文化館の特別研究室には、逓信次官、台湾総督などを歴任した内田嘉吉(1866-1933)の旧蔵書を蒐集した約16,000冊からなる文庫があります。
本講座で取り上げるのはその一冊、G.スミス著『日本における十週間(Ten Weeks in Japan)』です。表紙中央にたたずむのは、着物をまとい、扇子を持つサムライ。一輪の桔梗(ききょう)を思わせる紫色で、ヴィクトリア朝の英国でつくられた優雅な装幀です。魅惑のブックデザインはどのようにして生まれたのでしょうか。伝統工芸製本の技術をもつ講師が、本づくりに秘められた職人の技を紐解きます。

定員:60名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費:1000円
申し込み方法:日比谷図書文化館HPの申し込みフォームから

日比谷図書文化館
東京都千代田区日比谷公園1-4
https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/hibiya/

 

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