うらわ美術館 本のワークショップ
9月14日(日)13:00−16:00
「未綴じ本でリンプ製本」
羊皮紙や紙などで作られたソフトカバーの製本をリンプ製本と呼びます。
折丁の状態で発行された『製本用語集』を、支持体にリボンを使って麻糸でかがり、
ニュアンスのある表紙を使ってリンプ製本で仕立てます。
材料費:2200円(『製本用語集改訂新版』未綴じ本代を含む)
9月15日(月)13:00−16:00
文庫本でプラ・ラポルテ製本
プラ・ラポルテ製本は背表紙をつけてから平表紙をつけるので、別々の素材で作ることができます。
大切にしたい文庫本をプラ・ラポルテ製本の技法で装います。
元の文庫本にかかっているジャケットカバーも一緒に残しておきましょう。
各自用意するもの:文庫本(高さ160mm、厚み30mm以内)
材料費:1500円
◾️講師:藤井敬子
アシスタント:中野裕子(両日)、佐藤真紀(14日)、山下麻弥(15日)
◾️うらわ美術館 視聴覚室(ギャラリーD)
◾️定員:各日20名(中学生以上)
◾️申し込み方法:8月25日(月)(必着)で、下記の①~⑤を明記の上、往復ハガキで「本のワークショップ係」宛、またはインターネット(さいたま市生涯学習情報システム)でお申し込みください。
①参加希望の日程 ②氏名(ふりがな)③年齢 ④住所 ⑤電話番号
※1名単位で受付けます。(1枚のハガキで複数名の申し込みはできません。)
※定員を超えた場合は抽選とし、結果は、往復ハガキでお申し込みの方には返信用ハガキ、インターネットでお申し込みの方にはメールで8月29日(金)までにお知らせいたします。
問い合わせ:うらわ美術館 本のワークショップ係
さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3F TEL 048-827-3215 https://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/
木活字の狂詩曲 RHAPSODY IN WOOD TYPE
2025年7月19日(土) – 2025年9月21日(日)
10:00~18:00
今から約200年前、英国では産業革命とともに好景気に沸いたバイタリティーあふれる大変革の時代がありました。商業印刷分野も大きく変化し、広告媒体としていかに目立ち、訴求するかという目的で多くの装飾書体がつくられた、まさに百花繚乱の時代です。
本展では、その19世紀初頭から一気に出現して、花火のように咲き、瞬く間に消えていった木活字を取り上げます。当時の木活字とプレイビル(演劇用ビラ)を、自由奔放で叙事的な内容を表現した楽曲である狂詩曲 Rhapsody(ラプソディー)に喩えて展示します。
大量生産、大量消費の時代を経て、改めて人間の存在理由や価値が問われる不可測な現代。木活字が活きた時代の息吹を感じ、振り返ることでこれからの社会に必要な価値を問い直します。(HPより)
印刷博物館
東京都文京区水道1丁目3番3号 TOPPAN小石川本社ビル
https://www.printing-museum.org/