本の紹介と図書館のイベント

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フランス装の『美しいアーツ・アンド・クラフツ運動』

『美しい書物 アーツ・アンド・クラフツ運動』
トーマス・ジェームス・コブデン=サンダーソン著 野村悠里訳/幻戯書房
19世紀末イギリスで製本工房を開き、美しい書物をつくり、ウィリアム・モリスとともに装飾芸術を広めたことで知られているコブデン=サンダーソンの『美しい書物』『アーツ・アンド・クラフツ運動』の翻訳。機械製本が主流となるなか、手工芸として技法と理念を説き、書物修復にとっても参考となるテキスト。(出版社HPより)

表紙は19世紀マーブル紙を模した図柄を使用。
A5変型フランス装(本文糸かがりのみで綴じ、表紙は糊で貼らずにくるむ仕上げ)/114ページ
2025年2月10日刊 幻戯書房
ISBN 978-4-86488-314-6

デザインのひきだし54

特集【こだわった製本をするための情報がここに 今までの製本と、これからの製本と。】
グラフィック社編集部 編
今の時代に電子書籍ではなく「紙の本」として、タブレットではなく「紙のノート」を出すのだからこそ、製本や印刷、紙にこだわりたいという要望は多い。そんなこだわった本や冊子をつくりたいひとに向けて、現在日本でできる製本を数多く紹介。製本サンプルも多数付録。製本に関する今知りたい情報が満載です!(出版社HPより)

2025年2月刊行
B5 並製 総160頁
定価:2750円(10%税込)
ISBN:978-4-7661-3918-1

会員の田中栞さんによる和本の紹介も!

講演会「文化財を受け継ぐウクライナ戦争下の文化財被害とその保護の現場から​」

講演会「文化財を受け継ぐ~ウクライナ戦争下の文化財被害とその保護の現場から~​」
2025年3月8日(土)
14:00~15:30(13:45開場)
講師:雪嶋宏一 氏(早稲田大学名誉教授)

2022年2月24日に始まった ウクライナへのロシア軍の侵略戦争は4年目を迎えます。
その間にウクライナでは 600万人以上が国外に避難せざるを得なくなりました。
このような悲惨な戦争で ウクライナに所在する幾多のかけがえのない文化財・文化遺産が 破壊され略奪されています。
文化財はその国固有の財産であり、民族の誇りであり、最も保護しなければならない貴重な遺産です。
この講演では、ウクライナにおける文化財被害の実情とウクライナの人々が文化財保護に取り組む様子、戦争下で文化財保護がどのように行われているのかをお話しいただきます。

場所:五反田文化センター3階 第一会議室
(品川区西五反田6-5-1)
定員:30名
※事前申込制
参加費:無料
申込方法:2月8日(土)より
五反田図書館のカウンター
または電話(03-3492-2131)にて受付

第25回図書館サポートフォーラム賞への推薦のお願い

「図書館サポートフォーラム賞」は、ユニークで社会的に意義のある各種図書館活動を表彰し、図書館活動の社会的広報に寄与することを目的として、以下のような方々の活動を顕彰し、勇気づけるために創設した賞です。

○図書館等で目立たないながらも、着実に専門的な業績を上げて図書館等の活動に貢献された方
○図書館についての草の根協力などで、海外と日本の架け橋となっておられる方
○ともすれば目立たない図書館等の活動の意義を、自ら体現し、また社会に対して訴える活動をされた方

どなたでも、推薦人になることが可能です。ぜひ、この賞の意義をご理解いただき、積極的なご推薦をお待ちしています。

詳細については下記をご覧下さい。
https://www.nichigai.co.jp/lib_support/index.html
https://www.nichigai.co.jp/lib_support/lsf_award2.html
https://www.nichigai.co.jp/lib_support/pdf/award_application_requirements.pdf

<問い合わせ先 及び 送付先>
図書館サポートフォーラム事務局
〒140-0013 東京都品川区南大井6-16-16 日外アソシエーツ内
Tel.03-3763-5241 Fax.03-3764-0845 E-mail:lsf@nichigai.co.jp

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